IPGのQCWイッテルビウムレーザーシステムは、200 J超のパルスエネルギーで20 kWを超える最大出力を出します。連続波または調整可能パルスモード(0.2~10 ms)、最大5 kHzの繰り返し率で動作でき、パルスモードはCWモードよりも最大10倍高い最高出力を実現します。最大出力の柔軟性により、スポット溶接、シーム溶接、穴あけ加工など幅広い材料加工アプリケーションに最適となっています。このレーザーは電力変換効率が30%超で、メンテナンスフリーで使用できるので、従来の非効率的なフラッシュランプ励起YAGレーザーよりもはるかにコスト効率に優れています。古い実働レーザーをIPGのエネルギー効率に優れたファイバーレーザーに交換できるようにお客様をサポートいたします。
卓越したパルス出力/エネルギーの安定性 | アプリケーション用に最適化されたビーム品質 |
30%を超える電力変換効率 | 内部パルス発生器・パルス成形 |
CWモードとパルスモード | 高い最大出力を実現する低コストソリューション |
最大出力20 kW | コンパクトで頑丈な設計 |
YLS- |
600/6000-QCW | 900/9000-QCW |
1200/12000-QCW | 1500/15000-QCW | 2000/20000-QCW | ||||
波長 nm | 1070 ±5 | ||||||||
動作モード | CW / パルス | ||||||||
変調周波数 kHz | 2 | ||||||||
最大平均出力* W | 600 | 900 | 1200 | 1500 | 2000 | ||||
最大出力 kW | 6 | 9 | 12 | 15 | 20 | ||||
最大パルスエネルギー J | 60 | 90 | 120 | 150 | 200 | ||||
パルス幅 ms | 0.2〜50 | ||||||||
出力調整範囲 % | 10〜100 | ||||||||
出力安定性** % | ±2 | ||||||||
出力ファイバーコア径 μm | 50 / 100 / 200 /300 | ||||||||
ビームパラメータ製品 mm × mrad | 2 / 4 / 8 /15 |
* 上記の出力レベルは、選択したモデルの代表値です。ご要望に応じて、カスタム出力またはより高いレーザー出力の製品の利用が可能です。
*4時間超、T=定数
ランプ励起レーザーとの交換 | 切削加工 |
スポット溶接 | バッテリー |
シーム溶接 | 医療機器 |
深溶け込み溶接 | コンピュータコンポーネント |
穴あけ加工 | 深彫りエングレービング |