IPGフォトニクスの疑似連続波（QCW）ファイバーレーザーは、
パルスモードでCWモードの10倍のピークパワーが可能になり、
スポット溶接、シーム溶接、穴あけ加工で使われる従来の
フラッシュランプ励起YAGレーザーに取って代わる
理想的な製品です。QCWシリーズファイバーレーザーは、
ほとんどの既存システムに置き換えることができます。
コンパクトなユニットは、電力変換効率が30%超、
メンテナンスが簡単なため、
ランプ励起YAGレーザーに比べて
コスト効率に優れています。
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IPGのQCWファイバーレーザーを使って、IPGのアプリケーション施設において、既存のランプ励起プロセスを再検証できます。また、IPGのQCWシリーズはコスト効率の高いOEMモジュールです。 |
IPGのエネルギー高効率ファイバーレーザーをご購入の場合、システム導入に精通したエンジニアを含めた装置の入れ替えサポートを行います。 |
| 最大出力 = CW平均出力の10倍 | 30%超を超える電力変換効率 |
| 卓越したパルス出力/エネルギーの安定性 | パルス幅 0.05～50 ms* |
| 内部パルス発生器/パルス成形 | シングルモード/マルチモード |
*ご要望に応じて、最小パルス幅を10マイクロ秒とすることが可能です。IPG各拠点にお問い合わせください。
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Qスイッチファイバーレーザーは、パルスエネルギーをmJ範囲で提供できますが、数キロワットの最大出力で数ジュールのパルスエネルギーを必要とする材料加工アプリケーション向けには、独自のQCWファイバーレーザーを開発しました。これらのファイバーレーザーは、キロワットクラスのCWファイバーレーザーとQスイッチパルスレーザーの間に位置するレーザーです。キロワットクラスのファイバーレーザーに非常によく似ていますが、1点大きな違いがあります。それは、稼働時の最大出力が、動作が完全にCWモード時の平均出力よりも最大10倍高くなる点です。したがって、これらのレーザーは50マイクロ秒から50ミリ秒のロングパルスで数10ジュールのエネルギーを出すことができます。 もう1つ重要なポイントは、IPGのキロワットクラス出力のイッテルビウムレーザーを変調すれば、同じ最大出力と平均出力を達成できますが、QCWレーザーの方がはるかに安いので、数100ワットの最大出力から2、3キロワットの平均出力範囲までを低コストで実現できます。 |
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個々のQCWファイバーレーザーのパルスをアナログコントロールで変調し、任意の特定アプリケーションに最適なパルスの時間波形やパルス列を達成することができます。
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シングルモードビーム品質の提供と非常に高いパルスエネルギーの組み合わせは、お求めやすい価格帯のレーザーではこれまで達成できませんでした。 |
フラットトップビーム像が多くのアプリケーションに最適です。YLMモジュールとYLRラックマウントユニットがシングルモードとマルチモード双方のフィードファイバーで提供されており、YLSシステムがマルチモードフィードファイバー（50ミクロン～）が提供されています。 |
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シングルモードビームモード品質
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フラットトップビーム・マルチモードビームモード デリバリーファイバーの選択肢：50、100、200、300ミクロンコア |
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交換 |
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YLMモジュール： OEM・インテグレーター向け |
YLR 19型ラックマウントラック： コンパクトで導入しやすいインターフェース |
YLSシステム： キロワットクラスの堅牢な産業向けデザイン |
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| インターフェース | アナログ/RS-232/Ethernet |
タッチスクリーンフロントパネル、RS-232、 デジタルI/O、アナログコントロール |
標準：LaserNet、デジタルI/O、 アナログコントロール オプション：DeviceNet、PROFIBUS、Ethernet |
| 平均出力 W | 最大出力 W |
筐体の寸法 （幅×奥行×高さ）mm |
フィードファイバー | |
| YLM-150/1500-QCW-AC | 150 | 1500 | 256 × 435 × 148 | シングルモードファイバー ～ LC-8コネクタ |
| YLR-150/1500-QCW-AC | 448 × 502 × 177 | |||
| YLM-200/2000-QCW-AC | 200 | 2000 | 336 × 435 × 148 | |
| YLM-300/3000-QCW-AC | 300 | 3000 | 336 × 435 × 148 | 50 100 200 μm ファイバー ～ LC-8コネクタ |
| YLR-300/3000-QCW-AC | 448 × 504 × 266 | |||
| YLM-450/4500-QCW-AC | 450 | 4500 | 416 × 566 × 148 | |
| YLR-450/4500-QCW-AC | 448 × 680 × 286 | |||
| YLM-450/4500-QCW-WC | 411 × 509 × 85 | |||
| YLR-450/4500-QCW-WC | 448 × 680 × 177 | |||
| YLS-600/6000-QCW-AC | 600 | 6000 | 775 × 800 × 550 | |
| YLS-600/6000-QCW-WC | 411 × 509 × 85 | |||
| YLS-900/9000-QCW-WC | 900 | 9000 |
1000 × 800 × 550 ・ 850 × 800 × 1100 |
100 200 300 μmファイバー ～ HLC-8コネクタ |
| YLS-1200/12000-QCW-WC | 1200 | 12000 | ||
| YLS-1500/15000-QCW-WC | 1500 | 15000 | ||
| YLS-1800/18000-QCW-WC | 1800 | 18000 | ||
| YLS-2000/20000-QCW-WC | 2000 | 20000 |
-AC と -WC の製品については、それぞれ空冷式と空冷式を取りそろえています。
ご要望に応じて高出力もしくは低出力の対応が可能です。詳細はIPG各拠点にお問い合わせください。
シングルモードYLM-QCW／YLR-QCWモデルは最大2.5 kW QCW出力の対応が可能です。
閉じるTWI（英国、ケンブリッジ）がIPGのQCWファイバーレーザーを推薦
TWIはIPGのQCWファイバーレーザーをスポット溶接、切削加工、シーム溶接、穴あけ加工アプリケーション用に推薦
TWIは、産業に応用される材料接合および工学プロセスに関する専門知識を持つ、世界レベルの独立系研究・技術機関です。
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波長（nm） | ビームモード | 変調周波数 |
出力：平均/最大（W） |
| DLM-QCW | 895 | マルチモード | 最大10 Hz |
300/3000 ・ 600/6000 |
| YLM-QCW・YLR-QCW | 1070±5 | シングルモード | 0～50 kHz | 75/750 ~ 200/2000 |
| マルチモード | 150/1500 ~ 600/6000 | |||
| YLS-QCW | マルチモード | 0～5 kHz | 600/6000 ・ 2000/20000* |
*ご要望に応じて高出力対応も可能です。
| 穴あけ加工 | 切断加工 |
| スポット溶接 | バッテリー |
| シーム溶接 | 医療機器 |
| 微細溶接 | コンピュータコンポーネント |
QCWファイバーレーザー：2010年Prism Award for Photonics Innovationを受賞
産業用レーザー部門
QCW（疑似連続波）パルスファイバーレーザーにより、はるかに小型で寿命の長いダイオード励起装置が、非効率的な従来のフラッシュランプ励起半導体レーザーに取って代わります。電力変換効率は3%ではなく、30%です。
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| YLR-150/1500-QCW-AC |
