IPG PhotonicsのYLPF-FlexOシリーズのフェムト秒発振器には、アプリケーションに適した特性を選択できる高い柔軟性が備わっています。YLPF-FlexO レーザーは、11 MHzの繰り返し率でsub 50 fs を提供します。11 MHz列内で任意のパルスシーケンスとバーストを選択できます。YLPF-FlexOレーザーにはIPGの専有パルス成型技術が内蔵されています。この技術により、最短の近変換制限パルスからさまざまな事前選択済み波形まで、目的の一時パルス波形を選択できます。パルス成型技術は、外部診断からインプットするために、リアルタイムかつsub-秒の時間的尺度で、閉ループセットアップに組み込まれます。
| パルス幅40 fs～ | 繰り返し率 11 Mhz |
| 最大出力1.1 W | 耐環境シールオプション |
| プログラム制御可能なパルス波形：限定的変換もしくはオンデマンド波形パルス | |
| 堅牢設計 高信頼性 超寿命 | |
| YLPF-FlexO-40 |
YLPF-FlexO-100 開発中 | ||
| 動作モード | パルス | ||
| 中心波長 nm | 1030±10 | ||
| 繰り返し率 MHz | 11 | ||
| 一時的パルス波形 | プログラム制御可能* | ||
| プログラム制御可能デバイス | 2D LCOS 空間光変調器 1272×1024 | ||
| パルス制御変数 | 強度と位相* | ||
| パルス波形モード | 回折 | ||
| プログラム制御可能な時間範囲** ps | >6 | >5 | |
| パルス幅 fs | <60, typ. 50 | <50 , typ.40 | |
| パルスエネルギー nJ | >40 |
100 | |
| 平均出力*** mW | >440 | >1100 | |
| 偏光 | リニア 100:1 | ||
| ビームモード品質 M2*** | M2<1.2 | ||
| ビーム径 mm | 2.8 | ||
| 起動時間 分 | 最大10 | ||
* プログラム制御可能なスペクトル位相と分光透過はレーザーパルスごとにエンコードされ、レーザーソースと同期しない。この周波数領域パルス成型は時間領域プロファイルの対応変化に変換する。
** シェーパーアシストタイムディレイ機能として第二次高調波光発生強度プロファイルから得た半値幅
*** 分散補償マスクあり（最短パルス幅）、透過マスクなし
| コンソールサイズ (W × D × H) mm | 448 × 580 × 132 |
| 光学ヘッドサイズ (W × D × H) mm | 178 × 359 × 115 |
| コンソール重量 kg | 26 |
| 光学ヘッド重量 kg | <7 |
| 総重量 kg | <33 |
| 供給電圧 VAC | 単相 110～240 50～60 Hz |
| 理化学用途・産業用途アプリケーション | 分析化学 |
| バイオイメージング・多光子顕微鏡 |
テラヘルツ生成 |
| 3Dマイクロプリンティング | 励起OPO |
| シーディング増幅器 | |
パルス成型技術を閉ループ環境に組み込んで、外部診断からの入力データにリアルタイムで対応できます。最適なパルス波形とシーケンスを選択できる仕様、IPGの高信頼性ファイバーアーキテクチャの組み合わせにより、これらのフェムト秒レーザーは、OPOの励起、生体イメージング、多光子顕微鏡法、3Dマイクロプリンティング、テラヘルツイメージング、増幅器のシーディングなどその他多数の幅広い理化学、生物医学、先進技術のアプリケーションに最適な主発振器源となります。高調波発生器やOPOなどのオプションの拡張機能、ならびにより高い出力パルスエネルギーと出力を今後提供する予定です。