IPGのFLTは、狭線幅および極低温冷却システムを特徴とするチューニング可能Fe:ZnSe/S連続波レーザーです。これは3.7~4.8 μmの同調範囲で100 mW超の出力を供給し、同調曲線のピークで300 mW超を生成します。スペクトル線の幅は、TEM00のビームモードで1 nm未満です。FLTレーザーは、IPG Photonicsの効率的で信頼できるErファイバーレーザーによって励起されます。IPGのFLTレーザーは、励起中赤外OPO、分光法、感知、医療、防衛などの多数のアプリケーションで使用できます。
3.7~4.8 mmの同調範囲 | TEM00ビームモード |
最大300 mWの出力エネルギー | リニア偏光 |
FLT | |
動作モード | CW、チューニング可能な波長 |
波長同調範囲 nm | 3700~4800 |
出力 mW | 同調範囲で50超、4.2 μmで300超 |
線幅 nm | < 1 |
ビームモード品質 M2 | < 1.2 |
ビーム直径*(FW、1/e2) mm | 3 typ. |
ビーム拡がり角 mrad | 2 typ. |
偏光 | リニア、水平、100:1超 |
起動時間 分 | スタンバイから15未満、コールドスタートから60分 |
*ビームの直径は、お客様の仕様に合うように調整できます。
励起レーザー* | IPG PhotonicsのCWエルビウムまたはツリウムファイバーレーザー |
励起レーザー寸法(幅×高さx奥行) mm | 448 x 403 x 132 |
ゲインエレメント動作温度* K | 77~220 |
レーザーヘッド寸法 mm | 330 x 258 x 578 |
供給電圧 VAC 50~60 Hz | 110~220 |
電力消費*** W | 200 typ. |
*励起レーザーモデルは、パラメータの組み合わせによって異なります。
**ゲインエレメントの最適な動作温度は、波長によって異なります。
***電力消費は、レーザーの最大出力によって異なります。
分光法 | 医療 |
感知 | 防衛 |
中赤外OPOのシード処理または励起 |