DLT

DLT 35~100 W

チューニング式超狭帯域ダイオードレーザー

DLTシリーズのチューニング式ダイオードレーザーは、アルカリ金属原子(Rb、K、Cs)と希ガス(Xe、Ar、Kr)の非常に狭い吸収共鳴内で高出力が必要なスピン交換光学的励起、ダイオード励起アルカリレーザー、希ガスレーザーのアプリケーション向けに開発されました。専用ボリュームのブラッググレーティング設計により、超狭レーザー線幅が可能になります。このレーザーシステムは35~100 Wの出力を供給し、線幅と波長のチューニングオプションを備えています。偏光のオプションは、ランダム、リニア、円形です。外部ビームの展開コントロール/偏光子によってビーム直系は最大 3 インチが可能です。ハイブリッドレーザーは、複数のアルカリ金属原子(Rb/Cs、Rb/Kなど)の同時励起のための複数の波長を備えています。大面積ラマン分光法を高品質管理するための狭帯レーザーも、785 nmで可能です。

3D

機能

高出力で10 GHzを下回る超狭線幅 2.5 GHz以内の動作波長安定性
最高のスピン交換率を得るための低ガス圧によるRb、Cs、Kの高励起効率 Rb、Cs、KのD1とD2の遷移、Ar、Kr、XeのNIRの遷移で使用可能なシステム
20~60 pm、50~150 pmのチューニング可能な波長 気体電池に対する最小熱負荷
波長を完全一致させるチューニングが可能な300 pmの範囲
中央波長 nm 770780794.7785811.3811.5852894.3・904.5
公称出力 W 3570100
スペクトル帯域幅FWHM GHz <10
チューニング範囲 pm 300
スペクトル安定性2 GHz ± 2.5
振幅安定性2 % ± 0.5
レーザービームの伝送 光ファイバー、偏光保持ファイバーロッド、フリースペース

1 さまざまな電力レベルでの安定した波長

2 4時間超の操作

  35・70ワット 100 ワット
動作温度 °C 1525(結露なし)
保存温度 °C 1050(結露なし)
レーザーヘッドサイズ 幅×奥行×高さ mm 203 × 711 × 101 203 × 914 × 101
コントロールボックスサイズ W × D × H, mm  430 × 500 × 90 430 × 500 × 140
チラーサイズ W × D × H, mm 440 × 490 × 230

この完全なレーザーシステムには、電力供給装置、温度調節器、水冷用のチラー、直観的なソフトウェアインターフェースが含まれています。単一ファイバー、ファイバーロッドまたはファイバー束によるファイバー伝送、結合器、ビーム拡大器、ビーム減衰器はオプションです。

DLT Series Datasheet

アプリケーション

スピン交換光学励起 光学的に励起された準安定希ガスレーザー
自動磁気測定 中性子スピンフィルター
磁気共鳴映像法 ダイオード励起アルカリレーザー

 

Narrowband Laser for Pumping of D1 Line of Cs with 40 dB Noise Suppression   Wavelength Tunability of Narrowband Laser for Pumping D1 Line of Rb   Narrowband Laser for Pumping of D1 line of Cs with 15 pm Linewidth
40 dBノイズ抑制を行うCsのD1ラインの励起用狭帯レーザー   RbのD1ラインの励起用狭帯レーザーの波長同調性   15 pm線幅であるCsのD1ラインの励起用狭帯レーザー
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