YLM・YLRシリーズのダイオード励起CWイッテルビウムファイバーレーザーは、1ミクロンの波長で1~100 Wの出力を供給します。これらのレーザーは、近回折限界の単一横モード出力を特徴としています。ファイバー伝送、波長操作の広範な選択性、直接アナログ型電力モジュレーション、低い振幅雑音、記録的な電力変換効率、高い安定性、超長寿命の励起ダイオードによって、優れた利点を完全なものにしています。これらのレーザーの信頼性は、ソリッドステートやガスレーザーシステムとは比較になりません。YLM・YLRシリーズレーザーは、科学的アプリケーション、各種センサー、生物医学用の機器への統合に適しています。
976~1075 μmの選択可能な波長 | 優れた電力変換効率 |
優れたビーム品質 | 産業レベルの高性能 |
ランダム偏光 | 電気通信の信頼性 |
空冷式 | コンパクトで低コストの設計 |
YLM-1 | YLM-10 | YLM-20 | YLM-30 | YLM-50 | YLM-100 | |
中心波長帯* nm | 976 - 1075 | |||||
線幅FWHM nm | ≤ 1 | ≤ 2 | ||||
動作モード | CW/変調 | |||||
変調周波数 kHz | <2 | |||||
最大平均出力** W | 1 | 10 | 20 | 30 | 50 | 100 |
出力調整範囲 % | 10 - 100 | |||||
出力安定性*** % | ±1 | |||||
光学的ノイズ**** % RMS | < 2, typ.1 | |||||
ビーム品質 M2 | TEM00, <1.1 |
*ご要望に応じて、カスタム中心波長も利用可能です。
**最大出力は、波長の選択によっては制限される場合もあります。976 nmで10 W、1005~1020 nmで30 W、1050~1070 nmで100 W
***4時間超、T=定数
****10 kHz~20 MHz
1.03~1.09 μmの選択可能な波長 | すぐれた電力変換効率 |
優れたビーム品質 | 産業レベルの高性能 |
ランダム偏光 | 電気通信の信頼性 |
空冷式 | コンパクトで低コストの設計 |
|
YLR-10 | YLR-20 | YLR-50 | YLR-100 |
中心波長帯* nm | 1030 - 1090* | |||
中心波長帯の精度 nm | ±1 | |||
動作モード | CW/変調 | |||
変調周波数 kHz | 0-50 | |||
公称出力** W | 10 | 20 | 50 | 100 |
出力調整範囲 % | 10-100 | |||
出力安定性*** % | ±2 | |||
光学的ノイズ % RMS | <2 | |||
偏光 | ランダム | |||
ビーム品質 M2 | <1.1 |
* ご要望に応じて、指定された範囲でカスタム中心波長を利用可能です。
976~1020 nmの波長帯で、1~10 WのYLM、YLRレーザーを利用可能です。また、特注により、出力範囲1~50 Wのレーザーも利用できます。
**最大出力は、波長の選択によっては制限される場合もあります。
この範囲のその他の電力レベルも利用可能です。IPG各拠点にお問い合わせください。
最大1000 Wでより高出力のYLRモデルを利用できます。
***4時間超、T=定数
YLR-10 | YLR-20 | YLR-50 | YLR-100 | |
コンソールサイズ mm | 448 × 403 × 132 | |||
重量 kg | <20 | |||
冷却 | 空冷 | |||
供給電圧 VAC | 単相50~60 Hz 110~220 | |||
電力消費 W | < 50 | < 100 | < 150 | < 250 |
ご要望に応じてYLM OEMモジュールも利用可能です。
繊細な切削加工・スクライビング | 表面のパターニング・構造化 |
微細溶接 | 光トラッピング/ピンセット |
エングレービング | 医療機器の統合 |